「ホットハウスマグ磁石製品カタログ」「ホットハウスマグ磁石特性一覧カタログ」電子版は、「ダウンロードボタン」よりご覧いただくことができます。
磁石製品カタログ イントロダクション
■ホットハウスマグが取り扱う着磁方法(MAGNETIZATION METHOD)や形状については、ご利用の「目的」「方法」「磁石特性」を考えあわせた、最適の組み合わせをお選びいただけます。
着磁方法や形状詳の細はコチラから■SI単位とCGS単位について
SI単位の"SI"は、フランス語で国際標準を表すシステム・インテルナシオナル・デュニテの頭文字。■フェライト磁石製造工程
原料 Raw Material |
磁場成形 Pressing in Magnetized Field |
成形 Pressing |
焼結 Sintering |
研磨 Grinding |
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洗浄 Cleaning |
着磁 Magnetizing |
検査 Inspection |
完成品 Finished Product |
希土類磁石 RARE EARTH MAGNET
永久磁石開発の歴史のなかでもっとも新しい磁石です。希土類磁石には、サマリウムとコバルトを素材とする「サマリウムコバルト磁石」と、ネオジムを主材料とする「ネオジム磁石」の2種類があり、いずれもBr(残留磁束密度)とbHc(保磁力)が強力です。そのため、ほかの磁石に比べて、小型化や扁平化が必要とされる用途に適しているといえるでしょう。■ネオジム磁石BH曲線 |
■サマリウムコバルト磁石BH曲線 |
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材質/項目 | 残留磁束密度[Br] | 保磁力[bHC] | 保磁力[iHC] | 最大エネルギー積 [BH] |
比重 | 温度係数 | キュリー 点 |
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希土類磁石 | ネオジム | CGS単位 | 12.3~12.9kG | 10.5~12.5kOe | >11kOe | 35~39MGOe | 7.4g/c㎥ | -0.13%/℃ | 320℃ |
SI単位 | 1,230~1,290mT | 836~995kA/m | >876kA/m | 279~310kJ/㎥ | |||||
メリット | 強力な磁力。硬度、機械的な強さに優れている。 | ||||||||
デメリット | 温度変化に弱く、錆びやすい。 | ||||||||
サマリウムコバルト | CGS単位 | 9.8~10.6kG | 6.0~8.0kOe | 7.0~11.0kOe | 22.0~26.0MGOe | 8.3g/c㎥ | -0.03%/℃ | 750℃ | |
SI単位 | 980~1,060mT | 477~637kA/m | 557~875kA/m | 175~207kJ/㎥ | |||||
メリット | 耐腐食性に優れ、温度変化にも安定した特性を保つ。 | ||||||||
デメリット | 機械的な強度がやや弱い。 |
■成分表
ネオジム磁石
ネオジボンド磁石
フェライト磁石や希土類磁石を粉末状にし、プラスチックを混ぜて成形したボンド磁石。 プラスチックを含む分、磁力はいくらか低下しますが、寸法精度が高く、シート状の薄い製品や複雑な形状を自在に製造できるなどのメリットがあります。
サマリウムコバルト磁石
サマリウムコバルト磁石の製品情報詳細はこちらをご覧ください。
フェライト磁石 FERRITE MAGNET
酸化鉄を主成分とするフェライト磁石。■異方性フェライト磁石BH曲線 |
■等方性フェライト磁石BH曲線 |
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材質/項目 | 残留磁束密度[Br] | 保磁力[bHC] | 保磁力[iHC] | 最大エネルギー積 [BH] |
比重 | 温度係数 | キュリー 点 |
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フェライト 磁石 |
異方性SrフェライトD | CGS単位 | 3.4~3.8kG | 2.8~3.2kOe | 2.9~3.4kOe | 2.6~3.2MGOe | 4.8g/c㎥ | -0.18%/℃ | 460℃ |
SI単位 | 340~380mT | 222~255kA/m | 230~270kA/m | 20.6~24.5kJ/㎥ | |||||
異方性SrフェライトW | CGS単位 | 3.9~4.1kG | 3.0~3.4kOe | 3.05~3.55kOe | 3.6~4.0MGOe | 4.8g/c㎥ | -0.18%/℃ | 460℃ | |
SI単位 | 390~410mT | 238.7~270.5kA/m | 242.7~282.5kA/m | 28.7~31.9kJ/㎥ | |||||
等方性フェライト | CGS単位 | 2.05~2.35kG | 1.8~2.2kOe | 3.0~3.5kOe | 0.9~1.3MGOe | 4.8g/c㎥ | -0.18%/℃ | 460℃ | |
SI単位 | 980~1,060mT | 477~637kA/m | 557~875kA/m | 175~207kJ/㎥ | |||||
メリット | 酸化物であるため科学的に品質が安定して錆びない。Hc(保磁力)が高く、磁力の低下がきわめて少ない。 | ||||||||
デメリット | 陶器類と似たような焼結製造物であるため割れやすい。 |
異方性フェライト磁石
等方性フェライト磁石
アルニコ磁石 ALNICO MAGNET
アルニコ磁石は、鉄にアルミニウム、ニッケル、コバルトを加えた合金を基本としています。■アルニコ磁石BH曲線
材質/項目 | 残留磁束密度[Br] | 保磁力[bHC] | 保磁力[iHC] | 最大エネルギー積 [BH] |
比重 | 温度係数 | キュリー 点 |
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アルニコ磁石 | アルニコ5 | CGS単位 | 12.5~13.0kG | 0.60~0.66kOe | 0kOe | 4.8~5.5MGOe | 7.3g/c㎥ | -0.02%/℃ | 850℃ |
SI単位 | 1,250~1,300mT | 47.7~52.5kA/m | 0kA/m | 38.2~43.8kJ/㎥ | |||||
アルニコ8 | CGS単位 | 8.3~9.0kG | 1.38~1.55kOe | 0kOe | 4.8~5.4MGOe | 7.3g/c㎥ | -0.01%/℃ | 850℃ | |
SI単位 | 830~900mT | 110~123kA/m | 0kA/m | 38.2~43.0kJ/㎥ | |||||
メリット | Br(残留磁束密度)が高く、温度変化にも強力な安定性を発揮。低温減磁、高温減磁ともに発生しにくい。機械的強度にも優れる。 | ||||||||
デメリット | 主原料であるコバルト、ニッケルの価格が不安定。 |
キャップマグネット CAP MAGNET
キャップマグネットは、磁石が持つ磁気エネルギーを有効に利用した応用製品です。■キャップマグネットの仕組み
キャップマグネットの効果でキャップ先端のS極に磁力を集中、Copyright (C) Hot House Mag Inc. All rights reserved.