株式会社ホットハウスマグが取り扱っている永久磁石の特長をご紹介いたします。

ネオジム磁石

■一番の特徴

磁石の中で最も磁力が強い。

■その他の長所

フェライト磁石やサマリウムコバルト磁石より割れにくい。

■短所

鉄分が多いので、錆びやすい。（実際の使用にはニッケルメッキが必要。）(弊社では、高い防錆性能を有する「ニッケルと銅の3層メッキ」を採用）
温度係数が大きく、高温（８０℃）以上で使用すると、減磁する。（ただし、使用可能な材質の物も存在する。）（使用可能温度に関しては弊社カタログを参照。）

■主な用途

元々モーター、スピーカーが主な用途だが、小さくても強力な磁力を発生させるため、医療用など、さまざまな用途に広がっている。

■弊社の特長

お客様の要望に応じた磁気特性の磁石が製造可能。
さまざまな加工技術、生産技術を持つため、他社では難しいと言われている形状の物（小さくて、複雑な形状の物、など）も生産可能。
磁気回路の設計をし、製品にした商品の提供も可能
例）
従来品より強力な磁気フローター
さまざまな磁気メディアをフォーマットする機械

サマリウムコバルト磁石

■一番の特徴

錆びにくい
ネオジム磁石に次いで磁力が強い

■その他の長所

温度係数が比較的低く（ネオジム磁石−0.13%/℃に対し、-0.043%/℃）、高い温度環境でも使用可能

■短所

磁石の中で、最も割れやすい。衝撃に対して弱い。

■主な用途

最近は特殊な用途に使われることが多い。
磁気のバイブレーター、計測器など。
その他、高温度の環境で使われることが多い。

■弊社の特長

１−５系と２−１７系のどちらでも提供可能。
お客様の要望に応じた磁気特性の磁石が製造可能。
さまざまな加工技術、生産技術を持つため、他社では難しいと言われている形状の物（小さくて、複雑な形状の物、など）も生産可能。
磁気回路の設計をし、製品にした商品の提供も可能

アルニコ磁石

■一番の特徴

最も古い磁石（戦前に開発）で、日本ではほとんど作っていない。
保持力が小さいため、磁力の調整が容易で、製品にした後、必要な磁力に調整して出荷するような物にはよく使われる。

■その他長所

アルミ、ニッケル、コバルトの鋳造なので、割れることがない。（金属、他はそうではない）
温度係数が最も低く、温度変化に強い。
サマコバに次いで、錆びにくい

■短所

保磁力が小さいので、減磁しやすい

■主な用途

メーター類

■弊社の特長

標準品に加え、オーダーメイド形状も可能ですが、納期等に関してはご相談下さい。

フェライト磁石

■一番の特徴

最も安価な磁石で、量では、今でも最も使われる。

■その他の長所

材料が酸化鉄のため、とにかく安い
もともと酸化しているため、錆びることはない

■短所

磁力があまり強くなく、比較的もろい。
触ると手が黒くなる。
メッキしてもいいけど、メッキの方が高い。

■主な用途

どんな場合でも使う。
磁石と言ったら普通これ。

■弊社の特長

まさに、いろいろな形状のものを提供可能

フェライトラバー磁石

■一番の特徴

弱い磁石にゴムを混ぜているので、さらに磁力が弱く、用途も玩具や雑貨に多い

■その他の長所

柔らかいので、変形した場所で使うことが出来る。

■短所

磁力が弱いので、用途によっては使用できないことが多い。
ゴムの熱耐久性が弱いため、高温では使用できない。

■主な用途

初心者マークやギブアウェイなど

■弊社の特長

特殊な製造方法により、磁力を少し高めたものを作ることも可能。

ネオジムラバー磁石

■一番の特徴

やわらかく強力なので、形状が複雑な場所にも使用可能

■短所

価格が高いので、使いどころが難しい。
また、磁力が強いため、逆に剥がしにくく、使う用途を選ばないといけない。

■主な用途

明確な使いどころが少ないが、形状が複雑な場所で尚かつ強い磁力が必要な場合使われる。

■弊社の特長

特殊な製造方法により、磁力を少し高めたものを作ることも可能。